全般:急性狭隅角緑内障、重症筋無力症、呼吸機能も確認。
一過性前向性健忘 など。
飲酒の回避、運転など回避。
服薬事故中断の回避 。
ハルシオン:トリアゾラム
超短時間作用型
0.125㎎、0.25㎎錠:1回0.25㎎(0.5まで。高齢者0.25まで)
肝機能、一過性前向性健忘、興奮、錯乱、眠気、ふらつき、頭重、依存、離脱症状
併用禁忌: イトラコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤、エファビレンツ、テラプレビル
CYP3A4
レンドルミン:ブロチゾラム
短時間作用型
0.25㎎錠:1回0.25㎎
ユーロジン:エスタゾラム
中間作用型
1㎎錠、2㎎錠:1~4㎎
急性狭隅角緑内障 の禁忌がない。
併用禁忌:リトナビル
ベンザリン・ネルボン:ニトラゼパム
中間作用型
5㎎錠、10㎎錠:5~10㎎
サイレース・ロヒプノール:フルニトラゼパム
中間作用型
1㎎錠、2㎎錠:0.5~2㎎(高齢者1まで)
肝機能障害、黄疸、横紋筋融解症など
ドラール:クアゼパム
長時間作用型
15㎎錠、20㎎錠:1回20㎎、30まで。
持ち越し効果。食後服用の回避。
アモバン:ゾピクロン
超短時間作用型
7.5㎎錠、10㎎錠:1回7.5~10㎎ 10まで。
非BZ
ω1選択制で、筋弛緩・抗不安は弱い。
唾液に分泌され(後から)苦み。
ルネスタ:エスゾピクロン
超短時間作用型
1㎎錠、2㎎錠、3㎎錠:1回2㎎ 3まで (高度 肝、腎障害 1回1㎎ 2まで)
非BZ→ゾピクロンの光学異性体(S体)を単離したもの=Sソピクロン。力価高い。
苦みがゾピクロンよりやや少ない。
ω1選択制で、筋弛緩・抗不安は弱い。
マイスリー:ゾルピデム酒石酸塩
超短時間作用型
5㎎錠、10㎎錠(OD):1回5~10㎎ 10まで
非BZ
服用は就寝直前
ω1選択制で、筋弛緩・抗不安は弱い。入眠障害向き。
ロゼレム:ラメルテオン
入眠困難の改善
8㎎錠 :1回8㎎
メラトニン受容体作動薬
緑内障の制限なし。
筋弛緩作用、抗不安、健忘作用なく高齢者でも安全。
効果は穏やか。習慣性もなくやめやすい。
食事で血中濃度低下。食直後は避ける。
併用禁忌:フルボキサミン
ベルソムラ:スポレキサント
不眠症。(入眠障害に加えて後半の睡眠維持にも有効)
10㎎錠、15㎎錠、20㎎錠:1回20㎎(高齢者15㎎)
(10㎎錠は CYP3Aを阻害する薬剤( 併用禁忌を除く)の併用で減量を考慮する場合)
オレキシン受容体拮抗薬
緑内障の制限なし。
筋弛緩・抗不安作用はない。 習慣性もなくやめやすい。
高齢者の不眠に有効かつ安全。
防湿遮光で分包不可
オレキシンは覚醒を促進する神経ペプチドで、ナルコレプシーはオレキシン神経の脱落により生じるため、ナルコレプシー、カタレプシーには慎重投与。
併用禁忌:CYP3A… クラリスロマイシン、イトラコナゾール、ボリコナゾール、リトナビル、サキナビル、ネルフィナビル、インジナビル